海外赴任・生活立上

【2020年版】アメリカ赴任ガイド|赴任準備&生活立上げ

アメリカ赴任が決まって、いよいよ赴任日が迫ってきたけど、生活を早く立ち上げるためには何をしたらいいの?と不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。

本記事では、アメリカへの新規赴任者の不安を解消すべく、私自身がサポートしてきたアメリカ赴任者の生活立上に必要な情報をまとめて紹介していきます。

米国到着前後の手続きとして、スムーズな生活立上のためのチェックリストとしてご活用ください。

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渡米前の事前準備

渡米前の事前準備リスト

資産情報の整理
米国の銀行口座の開設&送金
JAL・ANAのUSAカード申請(推奨)
アメリカ用の携帯電話の準備
国際運転免許証の取得
住居の下調べ
自動車の購入・リースの下調べ
配偶者の婚姻証明書の準備
英語の勉強
配車アプリのダウンロード

資産情報の整理

米国赴任者(短期観光ビザ・研修生ビザは除く)は米国で確定申告を行う必要があります。
その際、「外務口座税務コンプライアンス法(FATCA)」により米国外(日本等)で保有する金融資産についても、当局へ報告することが義務付けられており、確定申告時に日本国内の情報が速やかに把握できるように準備しておくとスムーズです。
※最低限、Webで閲覧できるようにしておけばOK!
※配偶者・子ども(帯同・非帯同関係なく)についても、資産を有していれば必要です。

赴任を期に日本の口座を1つに纏めたりする方もいますが、日本の口座は一度解約してしまうと、次に口座を作るのが難しくなることがあるので注意が必要です。

米国の銀行口座の開設&送金

アメリカでの口座開設には、クレジットヒストリーという一定期間のアメリカでの滞在による信用情報が必要な場合が多く、渡米後すぐに米国口座を開設することは難しいです。
しかしながら、住居の申し込み時や自動車の購入・リース時などの際には、小切手で支払って欲しい旨の要望を受けることが多く、小切手の発行や給与の振り込み等のために、口座開設は出来るだけ早くやっておいた方が安心です。

そこで、日本にいながら米国の銀行口座の開設が可能なUnion Bankを渡米前(遅くとも1ヶ月前まで)に申請しておくことをオススメします。

□ Union Bankの口座開設には三菱UFJの口座を保有している必要有り
□ カードを利用する際の暗証番号(PINナンバー)は大切に保管しておく
(日本国内にいる間にカードと別便で銀行より通知)
□ 現地での出金は、実質手数料なしで市内のATMで可能ですが、入金については一部の州にある支店のみでしかできません
(カリフォルニア州、オレゴン州、ワシントン州等)

JAL/ANAのUSAカード申し込み

アメリカは、クレジットカード社会ですので、基本的にはどこでもクレジットカードが使えます。日本のクレジットカードが使えないこともないですが、現地通貨→日本円への換算手数料等により、かなり損をしてしまいます。
しかしながら、これも銀行口座と同様、アメリカでのクレジットカードの発行にもクレジットヒストリーが必要なケースが多く、渡米後すぐにアメリカ用のクレジットカードを手にする出来ることは難しいです。

そこで、実際のカードの受領はアメリカになりますが、日本にいながら、クレジットヒストリーなく申請することが出来るJAL USAカード/ANA USAカードに渡米前に申請しておくことをオススメします。

赴任期間が長い場合には、渡米後、クレジットヒストリーがある程度蓄積された後に、現地のクレジットカードへの切り替えをすることで、よりお得にポイント等をためることもできますが、赴任期間が短い場合や渡米後すぐの期間には、これらのカードが大活躍します。
※JAL・ANAどちらにするかは、サービス自体に大きな違いはないので、提携している航空会社をもとに決めると良いと思います。
(United Airline:ANAと提携、American Airline:JALと提携)
※アメリカのクレジットカードは日本とは違い、申し込み時に銀行口座の情報は不要なので、アメリカの銀行口座の開設する前でも申請が可能です。

アメリカ用の携帯電話の準備

アメリカに到着後、すぐに必要となるのが携帯電話です。

選択肢としては、下記の2つがメジャーです。
SIMフリーの携帯電話でアメリカ用SIMを活用
 (例:Yellow Mobile)
SoftBankのアメリカ放題を活用
ポケットWifiを携帯

もしSoftBankユーザーであれば、簡単な操作で日本で使っていた携帯電話をそのまま使えますので、アメリカ放題の申し込みが断然オススメです。

国際運転免許証の取得

米国での生活には、自動車の運転が不可欠です。
後述しますが、赴任後にアメリカの免許が取れるのは、ソーシャルセキュリティナンバー(SSN)が取れた後なので、早くても1~2週間以上はかかります。そのため、到着後から免許取得までの期間に、(レンタカーも含めて)現地で車を運転するために、国際運転免許証を取得することをお忘れなく!

日本の国際運転免許証の有効期間は1年間なので、出来るだけ、渡米後に長い期間を運転できるように、赴任直前にとっておいた方が良いと言われることもありますが、州の法律によって、渡米後〇ヶ月以内に現地の運転免許証を取得することが義務付けられていることも多く、そこまで赴任前のギリギリを狙って申請する必要はないと思います。

住居の下調べ

日本国内にいる間に、住居の目途をある程度つけておき、エージェントやオーナーにコンタクトを取っておくと、渡米後の契約がスムーズです。
オススメのサイトは下記しますが、日系企業であれば、現地の日本人のエージェントを介して日本語でサポートをしてもらうことも可能です。

リダック:アメリカ最大の日系不動産会社。現地での日本語サポートも有り。
Zillow:アメリカ全土の物件情報の検索が可能
Century21 Global:全世界の物件の取り扱いがある。日本語での物件検索が可能。

尚、住居の下調べにあたっては、考慮した方が良い項目を下記に列挙しますので、参考にしてください。

□(特に夜の)治安面、交通の便は要チェック
(住む地域によっては治安がかなり悪かったり、家賃が高かったり、公共交通機関のアクセスが不便だったりと、アメリカ国内でも地域差が大きい)
□家族帯同で子どもがいる場合は、通学する学区や学校の情報も要チェック
(上述のZillowでも近隣の学校名や学区、教育レベル等を確認可)
□隣や階下・階上の部屋へ音がどの程度響くか
(特にアパートで生活音が響くことによる騒音トラブルをよく聞きます)

自動車の購入・リースの下調べ

住居と同様、こちらも渡米前にある程度下調べをして、ディーラーにコンタクトを取っておくと、赴任後の車両の手配がスムーズです。

アメリカでは、滞在先がよほど良い立地でない限りは、車がないと生活できないと言っても過言ではありません。
しかしながら、ディーラーにもよりますが、申し込みから納車まで数週間~1ヶ月以上かかるケースもあり、その間はレンタカーやタクシー等で生活するにしても、納車までの期間は短いに越したことはないですよね。

配偶者の婚姻証明書の準備

配偶者についても、保有するビザによっては、SSNの申請が可能ですが、その際には、「婚姻証明書(英語版)」が必要になります。
婚姻証明書は、日本の戸籍と夫婦両方のパスポートをアメリカの領事館に持参し、手数料を支払うことで英文化してもらうことが出来ますので、配偶者が渡米する前に日本国内で戸籍謄本(or戸籍抄本)の発行をしておく必要があります。
※戸籍謄本は発行後3ヶ月以内のものである必要があります。
※詳細は各都市の領事館HPを参照。

英語の勉強

赴任の生活立上をスムーズに行うためには、日本のエージェントを使用したとしても、公的手続きや契約などで最低限の英語力は必要になります。

様々な勉強法があると思いますが、オススメの英会話サービスを下記記事に纏めていますので参考にしてください。
赴任前の忙しい中でも、こうした英会話サービスを活用するなどして、すきま時間を使いながら、毎日、少しづつでも英語に触れておくことを強くオススメします。

【厳選】多忙なビジネスマンにオススメ|オンライン英会話・英語アプリこんにちは、アメリカ企業で勤務しているSeanです。 本記事では、下記のような方の悩みを解決します。 特にビ...

配車アプリのダウンロード

アメリカでタクシーといえば、最近はUberやLyftといった配車アプリを使用するのが主流です。使用方法は非常に簡単で安全性も高く、なにより安いです。空港からホテルに移動するとき等、到着後、すぐにでも活躍しますので、渡米前に配車アプリをダウンロードしておくと非常に便利です。

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住居が決まるまでにやること|目安:渡米後~1週間

住居が決まるまでにやることリスト

出入国記録(I-94)の確認
住居の下調べ・内見・契約
火災保険への加入
電気の使用開始の申込
移動手段の検討・確保
自動車保険への加入
銀行口座のアクティベート
クレジットカードのアクティベート
Cultual Vistasへの着後連絡(Jビザのみ)

出入国記録 (I-94) の確認

アメリカに入国する外国人については、出入国記録(I-94)が管理されており、I-94には滞在許可期間が示されていますが、空港の移民局の担当間の事務ミスによって、しばしば情報の誤りや更新されない等のケースが発生します。

インターネットの当局サイトから確認できるので、もし空港で使用できるネットワーク環境があれば、アメリカへの入国の都度、イミグレーションのブースを離れる前にI-94をよく確認してください。
誤っているようでしたら、当局に申し出ることで修正をかけてくれますが、修正に手間と時間がかかったり、気づかずに放っておくと不法滞在のトラブル等にもなりかねないため、出来るだけ、速やかに確認・修正することをオススメします。

住居の下調べ・内見・契約

インターネットで住みたい住居の下調べが終わったら、実際にエージェントやオーナーに連絡をして、住居の内見を行いましょう。上述しましたが、渡米前に下調べを事前にしてコンタクトを予め取っておくとスムーズです。

現地での内見・契約の際には、下記を持参することをオススメします。
実際に内見をし、気に入った物件があれば契約手続きに移りますが、契約に際しては、後述の火災保険や電気の使用開始の申し込みをしておく必要があるのが一般的です。
※水道は家の契約に含まれていることが多い。

【内見時に持参した方がいい資料】
□パスポート
□I-94の写し
□雇用収得証明書(収入が証明できるもの)

火災保険への加入

家の契約をするのと同時に、火災保険(レンター保険、テナント保険ともいいます)への加入をオーナーから求められるのが一般的です。

オーナーからオススメの火災保険を提示されたり、物件斡旋会社から紹介されるケースがありますが、補償内容やアンブレラ保険(後述)等の条件をよく確認の上、加入してください。

電気の使用開始の申込

各都市の電力会社のWebサイトや近隣のCurrency Exchage(両替所)等を通じて、住宅の電気使用開始に関する契約を住宅の契約前に行う必要があります。
これも住居契約前に管理事務所へ報告が必要な場合があります。

【一般的な必要書類】
□申込書 (現地orオンラインで入手が可能)
□写真付きのID×2(パスポート、国際免許証等)
□フルネームが記載されたクレジットカード

移動手段の検討・確保(タクシー・レンタカー・自家用車など)

自家用車の確保は出来るだけ早いことが望ましいですが、リースや購入の納車には時間がかかる場合も少なくありません。そのため、到着後、早めに見積作成や車両手配を依頼した方が良いです。
尚、ディーラーでは、クレジットヒストリーのない者に対して、リースやファイナンス(日本でいうローン)を取り扱ってくれなかったり、高利率が適用されることもあるので、早めのコンタクトがやはりオススメです。

また、納車までの期間は、UberやLyft等を利用してタクシー移動をするか、レンタカーを使用することになると思います。
ただし、アメリカは日本とは逆ハンドルですし、交通ルールも異なりますので、いきなり自分で運転をするのが怖いという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
知り合いの方がいれば、トレーニングに付き合ってもらえればいいですが、その他の場合には、Driving Schoolでプロのレッスンを受講する等して慣れるまで運転の練習をすると良いと思います。

地域によって異なりますが、「Driving School ○○(住む地域)」で検索すれば、各地域のレッスン会社が出てきます。1回きりのプライベートレッスン等もありますが、運転に不安を感じたり、練習がもっと必要という場合には、追加のレッスンを受けることも可能です。

自動車保険への加入

自動車を購入・リースする際には、自動車保険への加入が必須です。
火災保険と自動車保険をセットにしたアンブレラ保険という制度もアメリカでは一般的で、1つの保険会社が双方の保険を扱っていることも多いので、火災保険に入る際に、車両保険とのセットで加入できるかどうかを聞いておくことをオススメします。

現地のオーナーから勧められる火災保険では、日本語の問い合わせサービスがなかったり、自動車保険やアンブレラ保険への加入の際、何らかの制約が生じる懸念があるので、注意が必要です。

銀行口座のアクティベート ※Union Bankを開設した場合

Union Bankの口座を開設した場合、入国後、Union Bankのカスタマーズサービスへ電話し、実際に口座を使えるように「アクティベーション」と小切手(Check)の発行手続きを実施する必要があります。

※日本語での手続きが可能。
※小切手は上述の通り、住居や自動車購入等の際に必要となるケースが多いため、このタイミングでの送付先は、住居確定前に受け取ることが出来る住所(勤務先のオフィス等)にすることをオススメします。

クレジットカードのアクティベート ※JAL/ANAのUSAカードの場合

JAL/ANAのUSAカードを渡米前に申し込んだ場合、住居が決まり次第、連絡を入れることで、米国到着後にクレジットカードを受領することが出来ます。

勤務先のオフィスに送付してもらうことも出来ますし、アパートの場合、入居前でもマネジメントオフィスで事前に受け取ってもらえることも多いです。

クレジットカードが届いたら、同封されている電話番号に電話して、アクティベートすることを忘れずに実施してください。電話するとすぐにアクティベートが完了し、クレジットカードが使えるようになります。

Cultual Vistasへの着後連絡(Jビザのみ)

研修生用のビザ(Jビザ)を使用して、アメリカで入国した場合には、アメリカの研修生プログラムの実施団体である「Cultual Vistas」に入国後5日以内に報告することが義務付けられています。
Cultual VisatsのHPから、オンライン上で申請が可能です。

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住居が決まったらやること|目安:1週間後~2週間

住居が決まったらやることリスト

ソーシャルセキュリティナンバー(SSN)の取得
外国人住居変更届(AR-11)の申請
日本大使館・領事館への在留届の申請
引っ越し会社へ荷物搬送先の連絡
家具や生活必需品の購入
TV・インターネットのセットアップ

ソーシャルセキュリティナンバー(SSN)の取得

ソーシャルセキュリティナンバー(SSN)とは、日本でいうマイナンバーのような、個人に振り分けられる9桁の社会保障番号のことで、米国で生活するには必ず申請をする必要があります。
例えば、運転免許証取得、納税、ID確認、クレジットヒストリーの参照等、様々なシーンで必要となります。

ですが、渡米後すぐに申請しようとすると、まだアメリカの入国者としての情報がデータベースに反映されていないことがあるため、米国入国後5営業日以降を目安に、最寄りの「Social Security Administration Office」で手続きに行きましょう

Officeでは、入口にある発券機で受付カードを取り、順番を待ちます。
自分の順番になったら、窓口で、必要な書類を担当官に渡してください。

申請後、概ね1~2週間程度で、SSNが書かれたカードが申請書に記載した住所に送付されてきます。このカードは持ち歩く必要はありませんが、大切に保管し、悪用を避けるため、むやみに他人に開示しないようにしてください。

【申請時に必要な書類】
□申請書 (Webからダウンロード)
□パスポート・ビザ
□I-94
□研修計画書:DS-2019(Jビザのみ)
□国際免許証、住所が分かるもの(住居契約のページ等) ※不要な場合も有り

外国人住所変更届 (AR-11)の申請

アメリカ内にいる外国人が住所を変更した場合、住所変更後10日以内に移民局に届出を出す必要があります。
申請はAR-11のWebサイトから、オンラインで可能ですので、住居が確定し、入居後、必ず忘れずに申請するようにしてください。

日本大使館・領事館への在留届の提出

アメリカに3ヶ月以上滞在する場合には、日本大使館・領事館へ在留届を提出する義務があります。こちらも外務省のWebサイトからオンラインで申請可能ですので、住居が確定後、忘れずに申請しましょう。
※最寄りの大使館や領事館に直接持参する or FAX/郵送での提出も可。
その場合、提出用の在留届はサイトからダウンロードし印刷するか、大使館・領事館の窓口で受領。

【届出に必要なもの】
□パスポートの旅券番号 ※同居家族分も含む
□本籍地
□自宅連絡先(住所・電話・メールアドレス)
□緊急連絡先(住所・電話・メールアドレス)
□日本国内の連絡先(住所・電話)
□同居家屋の連絡先(携帯・メールアドレス)

引っ越し会社へ荷物搬送先の連絡

日本で搬送を依頼した運送会社へ配送先の連絡をお忘れなく。
通常、飛行機便は連絡後1週間、船便は2~3ヶ月かかると言われています。(日通)

家具や生活必需品の購入

住居が決まったら、必要なものを買いそろえて住環境を整えていくことが次のステップです。
Wall Mart・Target・Best Buyなどの現地の大型スーパーがたくさんあるので、必要なものはそこに行けば、概ね揃うと思います。
また、日本にもあるコストコ・IKEA等も、日本より大きな店舗で各地にありますし、Mitsuwa・Hマートといったアジア系のスーパーも各地にあるので日本食の食材も購入可能です。

TV・インターネットのセットアップ ※TV購入後

入居後、必要があれば、TV/Internetのセットアップ契約をすることになります。
WOWや最寄りのComcast等で契約が可能ですが、物件を斡旋してくれた会社が紹介してくれることもあります。

TVとインターネットがセットになったプランもありますが、その時はTVが既に自宅に設置されていることが必要な場合も有ります。ご自身の希望や用途に合った契約内容にてセットアップしてください。

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生活が落ち着いたらやること|目安:2週間後~

生活が落ち着いたらやること

アメリカの運転免許の取得
ホームドクターの検討
Union Bank以外の現地口座の開設
JAL/ANA以外の現地クレジットカードへの申込

アメリカの運転免許の取得 ※SSN取得後

赴任当初は国際運転免許証で運転すると思いますが、ビザを保有する米国居住者は、基本的に居住後1ヶ月以内に居住する州の免許を取得する必要があるとされています。
取得する運転免許の種別は、Class C(一般自家用車)が一般的です。
試験の内容は筆記・視力・実技試験の3種類ですが、実技試験については、筆記・視力試験を合格した後に予約を入れて、後日受験となることもあります。
※申請手続きは各州によって異なります。
自身の居住する州のDMV(Department of Motor Vehicles)にて確認ください。
※自身の車を持ち込んで受験することになりますが、レンタカーでも可能です。

【一般的な必要書類】
□パスポート・ビザ
□SSN
□I-94
□DS-2019(Jビザのみ)
□住所を証明するもの(住居契約書の写し、光熱費の請求書等)
□国際運転免許証
□自動車保険証

ホームドクターの検討

赴任期間が長期間にわたる場合には、出来れば、不慮の事故やケガに備えて、早めにホームドクターを探しておくことをオススメします。(特に子どもがいる家庭は)
かかりつけのホームドクターがいると、検査→手術のプロセスが楽ですし、安心できます。

Union Bank以外の現地口座の開設

銀行間で開設基準や特徴が異なるため、自身のクレジットヒストリーや準備可能な書類、受けたいサービス等、自身の状況に合った現地銀行へ行き、必要に応じて口座開設ください。
特にクレジットヒストリーの審査基準によって、各銀行のハードルに幅があります。

JAL/ANA以外のクレジットカードの申し込み

ある程度クレジットヒストリーが蓄積されたら、現地のクレジットカードの審査を通過することが出来るようになり、アメリカのよりお得なクレジットカードに切り替えることをオススメします。
特に長期滞在や永住を検討されている場合には、現地のクレジットカードの方がメリットが大きいものが多いです。

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まとめ

本記事では、アメリカ渡米前後で必要な手続きを纏めました。
その他にも、個人の状況や希望に応じて、追加で実施する必要がある可能性もありますが、一般的な生活立上の事例として、活用してください。

アメリカ商社HR
Sean (ショーン)
大学を卒業後、日本の大手商社に就職。 入社以後、人事部でキャリアを重ね、アメリカに渡る。 現地企業でHRとして勤務しながら、グローバル企業の人事制度を研究。 最新のHRに関するトレンドやノウハウ、海外でのキャリアUP、ワークライフ…etc.について、分かりやすく解説・紹介しています。